駒沢よしや矯正歯科には、毎日のように「子どもの矯正治療、いつ始めたら良いですか?」というご相談をいただきます。
多くのご家庭が気にされているのは、
「前歯が少しガタガタしている」「友達が矯正を始めたから、うちもそろそろ…」といった、見た目の問題です。
もちろん歯並びは、お子さまの健康や将来の印象に関わる大切な要素ですが、
実は子どもの矯正治療で本当に大切なのは、“あごの成長”や“かみ合わせのズレ”に着目することです。
早く始めればいい?それは本当?
「早く始めた方が抜歯せずに済む」「小学生のうちに矯正しておけば、大人になってからはもう必要ない」
そんな話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
でも実際には、すべてのお子さまに当てはまるわけではありません。
たとえば前歯のガタガタは、歯の大きさとあごの大きさのバランスにより起こるため、
子どもの矯正だけでは根本的な改善が難しいケースが多いのです。
実際に、子どもの矯正治療だけでガタガタを根本から治せるのは約2割程度とも言われています。
一方で、早期に治療すべきケースも
反対に、早めの対応がとても大切なケースもあります。
それが、受け口(反対咬合)や交叉咬合など、かみ合わせにズレがあるタイプです。
こうした状態を放っておくと、
あごの成長が不自然な方向に進んでしまい、将来的に下あごの突出や顔のゆがみ(顔面非対称)につながることがあります。
特に、受け口の治療に使用する「フェイスマスク(上顎前方牽引装置)」は、
9歳以降では効果が薄くなると言われており、
装置の力が伝わらず、かえってお顔が縦に長く育ってしまうリスクもあります。
そのため、6〜7歳で矯正相談 → 8歳までに治療終了が理想的な流れです。
マウスピース矯正を「試してみたい」という声も
最近では、「装置を使ってみたい」「装着に慣れさせておきたい」というご希望も増えています。
当院ではそうしたニーズにお応えして、
マウスピース型の矯正装置を33,000円(税込)でお試しいただけるプランをご用意しています。
この装置は取り外しができ、毎日10時間(寝ている時間含む)装着するだけなので、お子さまにも無理なく使えます。

矯正専門医による定期チェックも安心
さらに当院では、生え変わりの経過観察を無料で対応しています。
マウスピースを使っている期間も、半年に一度は矯正専門医がチェックを行い、あごの成長や歯列の変化をしっかり確認いたします。
迷ったときは、まずはご相談を
矯正治療は、お子さまの将来に関わる大切な選択です。
すぐに始める必要がないケースもあれば、早く動いた方がよいケースもあります。
どちらにしても、今のお子さまにとって最適なタイミングを一緒に見つけることが大切です。
当院では、初診相談(4,400円)で、必要な検査と診断を行い、
無理のない治療プランをご提案しています。
気になっている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
駒沢よしや矯正歯科では、
お子さまとご家族の未来のために、やさしく、丁寧にサポートいたします。