“やってよかった”を目指すために。子どもの矯正で知っておきたい本音と現実<後半>

矯正歯科の先生に質問。

子どもの歯並び、“ガタガタ”だけで判断していませんか?

前回のページの続きです。

「前歯がガタガタだから拡大床で広げましょう」と言われて不安になった、というご家族からの相談は本当に多くあります。

もちろん、拡大床は否定されるべきものではありません。
当院でも、上下の噛み合わせの幅が合わない「交叉咬合」や、「受け口」「出っ歯」などが絡むケースでは使用しています。

大切なのは、その装置を「なぜ使うのか?」という理由が明確であること。

ガタガタがあっても、今後本人がそれほど気にしない可能性もあります。
逆に、見た目を気にして気持ちが沈んでしまっているようなお子さんなら、適切な診断の上で矯正治療を提案するべきです。


そしてもうひとつ。
「大人の矯正でも十分治る歯並び」のために、忙しいご家庭が時間や費用をかけて治療をする意味はどこにあるのか?という視点も、私たちは忘れてはいけないと思っています。

もちろん、どの先生方も善意で「早めに治してあげたい」と思っておられるはずです。
でも、その説明を受けたご家族が「本当に納得して治療を始められているか」は、また別の話です。

私たちは、「矯正を始めること」がゴールではなく、お子さんとご家族にとって本当に必要な選択ができているかを一番大切にしたいと思っています。


締めのひとこと:
矯正治療はお子さんの人生に関わる大きな決断です。
焦らず、納得しながら、必要なタイミングでベストな選択ができるように。いつでもご相談くださいね。


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